茅ヶ崎でダイエット、パーソナルトレーニングを行なうフレイバです。
昨日お客さんに体幹の役割について話していたら「子育てと一緒ですね」と言われました。
幹(コア)の部分がしっかり機能していないと、枝葉の部分を鍛えてもうまく使えないので、子育てにも共通してますね。
ん〜子育ては難しいんですよね(笑)
さて前回の続きですが、体重を落とすだけのダイエットがなぜいけないのか、4つの落とし穴について書いていきます。
ひとつ目は甲状腺ホルモン生成量の低下
甲状腺ホルモンは、代謝や自律神経をコントロールする働きを持つホルモンです。
このホルモンの働きによって消費エネルギーが左右されることになります。
また、たんぱく質合成の速度を速めたり、遅くする作用もあるので、筋肉の成長にも関わります。
摂取エネルギーを制限しすぎると、甲状腺ホルモンの生成量が減少し、代謝が低下する(消費エネルギーが減少)おそれがあります。
つまり、食べる量を減らしていても、体脂肪を効率的に落とせなくなるということです。
以前にも書きましたが、カラダにはいざという時のために、エネルギーを溜め込もうとする機能が備わっています。
恒常性(ホメオスタシス)ですね。
エネルギー摂取量が少ないと、その少ないエネルギー源でまかなおうとして、代謝を下げる機能です。
省エネになってしまうということですね。
それと、食べて代謝を上げてくれるのがタンパク質です。
食事誘導性熱産生(熱代謝ともいう)といって、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%、タンパク質のみを摂取した場合は約30%も消費してくれます。
ダイエットで野菜を摂取しても代謝が上がらないのが分かりますね。
代謝の低下を防ぐ意味でも、筋肉量を減らさないようにするためにも、肉や魚、卵、豆類などのタンパク質を積極的に摂る必要があります。
最低1日に体重×1・0倍、出来れば1.2〜1.5倍摂取してもいいですね。
「ダイエット=カロリーを減らす」ではないので、注意してくださいね。
次回はダイエットと成長ホルモンについてです。