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茅ヶ崎のパーソナルトレーニング。フレイバ|flava::糖質制限食ってどうなの?

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糖質制限食ってどうなの?

茅ヶ崎でパーソナルトレーニングを行なっているフレイバです。

一昨日の夜、録画していた南極物語の犬が映っているシーンだけ飛ばしながら観ました。
でも健さんかっこいい!(笑)

30年前の映画ですがシンプルなシーンの連続で、余計な情報が入ってこず逆に新鮮でした。

情報があり過ぎるのも考える力が衰えてそうです。

情報の価値がとても低い気がしますし、ただの情報なので適当な物も多い気がします。

ダイエットに関する情報もたくさんあり過ぎますね。

最近は糖質制限ダイエットが流行っていますが、これはどうなんでしょう?

簡単な理屈から(あまり理屈っぽくならないように・・)

カラダがエネルギー源として利用出来るのは、脂質、たんぱく質、糖質の3大栄養素です。

たんぱく質はカラダをつくる材料としての役割の方がはるかに重要で、日常的にエネルギー源となるのは脂質と糖質です。

このうち本来のカラダのメインのエネルギー源は脂質です。

脂肪細胞に蓄えた体脂肪が分解されて消費されています。

ところがインスリン(血糖値が上がる際に分泌されるホルモン。これで血糖の上昇を抑えます)は脂肪細胞に作用して、体脂肪の分解をストップさせます。

脂肪細胞に蓄えた中性脂肪は「ホルモン感受性リパーゼ」という酵素の働きで分解されますが、インスリンはこの酵素の活性を低下させてしまいます。

糖質を摂取して血糖値が上昇してインスリンが追加分泌されると、体脂肪の分解は抑制されて、余った血糖は中性脂肪(体脂肪)に変わります。

このようにインスリンは体脂肪の蓄積を促すと同時に、体脂肪の分解を抑制することで太っていってしまいます。

糖質制限食ではインスリンの追加分泌が少ないので、血糖値の上昇が抑制され、食事中でも空腹時と同じように体脂肪が分解されてエネルギー源となります。

カラダは脂質と糖質をエネルギーにしていますが、主食から糖質をたくさん摂っていると、インスリンの作用で糖質をより積極的に使うようになります。

その反面、体脂肪を使う回路がうまく働かなくなります。

糖質制限食に切り替えると体脂肪の利用が促進されるので、体脂肪を代謝する回路がスムーズに働くようになり、無駄な体脂肪が落ちやすくなります。

しかし、糖質制限食にも欠点があります。

カラダに糖質(エネルギー源)が入ってこなくなると、体脂肪が優先的に消費される一方で筋肉を分解してエネルギーにします。

これが糖新生(とうしんせい)という分解作用です。

糖新生が起こると筋肉を分解しエネルギーに変えていくということは、基礎代謝に大きく影響する筋肉が減っていくということになるので、安静時に消費してくれる能力が落ちるということです。

要は脂肪燃焼の原動力であるエンジンが小さくなるので、痩せにくくなります。

痩せるために糖質制限をしているのに、痩せにくくなるってどういうことでしょうか?

以前にも書きましたが、アメリカで1年間糖質制限食と脂質を抑えバランスよく食べた人何百人?かの実験をした結果減量幅はほとんど変わらなかったそうです。

「だったらどっちでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、要はどちらが筋肉量を減らさなかったかが重要です。そのデータは知りません。書いてあったかな?すみません。

私個人の意見としては、糖質制限もその人の習慣や傾向を見ながらタイミングよく1週間〜2週間程度取り入れていくのはいいと思いますし、私もそういうアプローチはします。

トレーニング後のたんぱく質合成には糖質が必要になりますし、その人の体重や体組成のバランス(筋肉と体脂肪の比率)によっては糖質制限が必要ないです。

それよりも、食べる時間や食べ物のバランスを整える方が、減量に成功した後も維持しやすいですし、ストレスフリーです。

1人でやるダイエットは、結局のところ単純でわかりやすく体重が減るから糖質を制限しがちですが、筋肉量も徐々に減っていき、どんどんカロリーを減らしていかないと痩せなくなります。

カロリーを減らすということはカラダに必要な栄養素が入ってこなくなるので、代謝が正常に働かなくなりますし、少ないカロリーでまかなおうと省エネ体質になります。

10年先を想像する事は難しいと思いますが、筋肉の減ったカラダは太りやすく痩せにくいです。

また、骨格を支えているのも全身の血液循環を担っているのも筋肉です。

ただでさえ年々筋肉量は減少していきます。

貴重な筋肉を減らさないようにするためにも単に糖質制限するのはオススメできませんね。

超久々に長々と書きました(笑)

読んでくれてありがとうございました。

少しでも参考になって、行動に移してくれたら嬉しいです。